チャリティーマーケットを終えて(2016年、札幌チ・カ・ホにて)
サキナビューティーラウンジ札幌
ボランティアグループ「サキナ サカス」
阪神淡路大震災をきっかけに
チャリティーマーケットを23回開催
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札幌の早田レイ子さん(マネジャー)が中心となって
「サキナ サカス」を立ち上げてから28年。
これまでの軌跡や活動に対する思いなどを、
早田さん、そしてスタート時から企画運営の中心となって
関わっている工藤公美さん(マネジャー)のお二人に伺いました。
Part ①「 何かお役に立ちたい! 」
●ーー「サキナ サカス」がスタートしたきっかけを教えてください
工藤:「サキナ サカス」はサキナビューティーラウンジ札幌 早田レイ子(マネジャー)グループを中心としたボランティアグループです。
早田さんはもともと社会貢献への関心が深く、1995年の阪神淡路大震災の際、何かお役に立ちたい、とのことでグループの私たちにお声がかかり、それ以降、サキナ・早田グループとしての本格的な活動となりました。
早田:「サキナ サカス」としての初チャリティーマーケットは、札幌・中島公園で開催されていた青空マーケットでの出店です。ボランティアスタッフ約20名で企画運営し、売上金から寄付をさせていただきました。
工藤:開催は、何かお役に立ちたいとの思いだけで、あとのことは決めていませんでしたが、終わってみたら楽しくて「またやりたいね」と、ごく自然な流れで続けることができました。
●ーー2011年の東日本大震災のときも大活躍でしたね
工藤:2011年11月には、「サキナサカス」の織田初子さん(マネジャー)とメンバーさんを中心に全国のサキナの有志が「サキナ・スマイル・サカス」として被災地・岩手県陸前高田市の仮設住宅に赴き、その後5年間で約600名の方々にお肌のお手入れをさせていただきました。
2012年には、137名のボランティアで復興支援イベントのフリーマーケット(札幌)にも参加しました。
早田:1995年から2020年まで開催は23回。寄付金総額は約420万円になります。
各地の震災をはじめ、豪雨災害や熊本城の修復、そしてコロナ禍が始まったときにはがんセンターへハンドクリーム贈呈など、そのときどきに「お役に立ちたい!」と感じたところへ寄付させていただいています。
Part ② に続く
中島公園で開催していた頃。お子さん連れのスタッフが多かった
第22回(2018年)は地元の新聞社経由で寄付